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抗生物質の反復使用は小児の体重増加と関連し、生涯にわたり、体重に影響する可能性が示唆された。「International Journal of Obesity」オンライン版に10月21日掲載された、米ジョンズ・ホプキンズ大学ブルームバーグ公衆衛生学部(ボルチモア)環境健康科学部教授のBrian Schwartz氏らの研究。

米国の若者16万4,000人近くのデータを分析した結果、約21%が小児期に7回以上の抗生物質の処方を受けており、これらの群の15歳時の体重は、抗生物質を使用しなかった群よりも1.4kg多かった。Schwartz氏らによると、頻繁に抗生物質を使用した人にみられる体重増加は、完全なデータがないためにこれまで過小評価されていた可能性があるという。

以前の研究では、抗生物質の反復使用が消化管の細菌バランスを永久に変えることが示唆されており、これが食物の分解方法を変え、吸収されるカロリー量が増加し、体重増加につながるという。ただし、今回の研究は抗生物質の使用と体重増加の関連性を示したに過ぎず、因果関係は示していない。

Schwartz氏は、「小児期の抗生物質の投与でBMIが生涯にわたり変わる可能性がある。今回のデータは、抗生物質を小児に与えるたびに、体重増加が速まることを示唆している。こうした影響の累積で、成人期にはさらに悪化する可能性が高まる。抗生物質の全身投与は、強く指示された場合を除き避けるべきだ」と結論づけている。(HealthDay News 2015年10月22日)

http://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/antibiotics-news-30/antibiotics-might-spur-weight-gain-in-kids-704503.html
Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved. 

論文Abstract:
http://www.nature.com/ijo/journal/vaop/naam/abs/ijo2015218a.html


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