子どものメディアの利用を厳重に管理すると、睡眠や行動、学業が改善することが、米アイオワ州立大学のDouglas Gentile氏らの研究でわかり、研究論文が「JAMA Pediatrics」オンライン版に3月31日掲載された。
Gentile氏らはアイオワ州とミネソタ州の3年生~5年生1,323人について検討した結果、オンラインネットワーク、テレビ、ビデオゲームに費やす時間を監視することで、スクリーンタイムの総量が減少し、子どもの睡眠時間の増加、成績の向上、攻撃性の低下につながった。
子どもの睡眠時間が長くなると、ボディマスインデックス(BMI)は低下。親が厳しく監督することによって、子どもがテレビやビデオゲームのなかで暴力を目にする時間も減少した。
Gentile氏らは、「小児科医、家庭医、看護師などが、親に子どものメディア利用にもっと関与するよう勧めると、思っているよりもはるかに健康的な行動につながる可能性がある」と述べている。(HealthDay News 3月31日)
http://consumer.healthday.com/health-technology-information-18/misc-computer-health-news-150/monitoing-screen-time-may-boost-kids-overall-behavior-686293.html
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