小児と十代若者に高血圧のスクリーニングを行うことを推奨する専門家グループもあるが、USPSTFによれば、成人期の高血圧発症を予測することは難しく、小児や十代若者の降圧治療が成人期の心血管の健康の改善につながるかどうかは不明だという。
USPSTFは、小児や十代若者が数カ月または数年にわたり降圧薬を使用した場合の有効性および安全性に関する研究がほとんどないことも指摘。今回の勧告は特に、高血圧または潜在的な健康障害の徴候も症状もない若者に適用される。また、一次性高血圧にのみ適用され、二次性高血圧には適用されない。
USPSTFの一員であるKirsten Bibbins-Domingo氏は、「作業部会は、小児や青年を含むすべての人における心血管の健康の重要性を認識している。健康的な食事と運動、正常体重の維持により、小児や十代若者の心血管の健康が改善できることがわかっている」という。USPSTFは、若者で高血圧のスクリーニングと治療が長期の心血管の健康を改善するかどうかを調べるにはさらに研究が必要だとしている。(HealthDay News 10月7日)
http://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/adolescents-and-teen-health-news-719/briefs-emb-10-7-12-01amet-blood-pressure-screening-kids-and-teens-peds-aim-uspstf-release-batch-951-680714.html
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