菜食主義者はそうでない人よりも長生きする傾向がみられることが、新たな研究で示された。菜食主義者は全原因による死亡率が低く、心疾患、腎疾患、内分泌疾患など、がん以外のすべての特定原因による死亡率も低いという。 研究を率いた米ロマ・リンダ大学（カ...

ネアンデルタール人もがんになった がんは現代病といわれることが多いが、12万年前のネアンデルタール人の肋骨に線維性骨異形成として知られる骨のがんが発見されたとの報告が、オンライン医学誌「PLoS One」に6月5日掲載された。米カンザス大学David Frayer...

小児に対する不必要な高線量CTスキャンの実施を減らすことにより、生涯のがんリスクを62%低減できることが新たな研究で報告された。 X線を用いて身体の断面像を得るCT（コンピュータ断層撮影法）は、負傷した小児によく用いられている。研究グループによると、...

むずむず足症候群（レストレスレッグス症候群、不穏下肢症候群）の男性は、早期死亡リスクの高いことが新たな研究で示され、「Neurology」オンライン版に6月12日掲載された。研究著者である米ハーバード大学医学部助教授のXiang Gao氏は、「この関係は他の既知...

母乳は乳児の脳に良いことが、米ブラウン大学エンジニアリング助教授のSean Deoni氏らの研究でわかり、研究論文が「NeuroImage」オンライン版に5月28日掲載された。 Deoni氏らはMRIスキャンを用いて、生後10カ月～4歳の小児133人の脳の成長を調べた。2歳までに...

血圧が正常値よりも低い心血管疾患患者では脳萎縮リスクが高い可能性があるという報告が、「JAMA Neurology」オンライン版に6月10日掲載された。オランダ、アムステルダム自由大学（VU）のMajon Muller氏らの研究。 このような患者では脳萎縮はアルツハイマー...

米国では高コレステロール、高血圧、喫煙といった心疾患の危険因子に関する外来診療での管理に大きなばらつきがあることが、米デューク大学（ノースカロライナ州）内科助教授のZubin Eapen氏らの研究でわかり、米ボルティモアで開催された米国心臓協会（AHA）...

アルツハイマー病患者や、初期の思考障害、記憶障害のある人には、周囲の人の感情を模倣する傾向がみられることが新たな研究で示された。研究チームは、この知見は患者の管理において重要であると述べている。研究結果は「Proceedings of the National Academy...

航空機内の救急600フライトに1件発生 民間航空機のフライトでは毎日のように医学的緊急事態が発生しており、そのほぼ半数で乗客の医師が対処に協力していることが、米ピッツバーグ大学（ペンシルベニア州）医学部助教授のChristian Martin-Gill 氏らの研究で...

甲状腺疾患を持つ妊婦では早産やその他の妊娠合併症のリスクが高いという研究論文が、「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」3月号に掲載された。米国立小児保健発達研究所（NICHD）のTuija Mannisto氏らの研究。 Mannisto氏らは、これらの合...

車にペットをいつも同乗させる高齢者が衝突事故に遭う可能性は、まったく乗せない高齢者よりもはるかに高いことが、米アラバマ大学バーミンガム校疫学・眼科学・外科学部教授のGerald McGwin氏らの研究でわかった。 今回の研究の被験者は70歳以上の免許を持っ...

小顔専門店がつくった小顔クリームを新発売 （株）グランツ（東京都豊島区、狩野明社長）は2013年6月上旬より、小顔クリーム「エグランティエ　ナノモード　モンテ　メソ　クリーム　」を新発売する。 同製品は、フェイスラインをスッキリ整え、さらに肌に弾...

（株）グランツ（東京都豊島区、狩野明社長）はスキンケアライン「エグランティエ」を本格展開する。エステティックサロンなどへ卸販売する。 同製品は、フラーレン、EGF様ペプチドなど最新の美容成分を配合したスキンケアライン。エステ向けに販売していたプ...

古来伝わるヨガは健康状態を改善し、高血圧にもよいことが、米ペンシルベニア大学のDebbie Cohen氏らの研究で示唆され、サンフランシスコで開催された米国高血圧学会（ASH）年次集会で発表された。 Cohen氏らは38～62歳の男女58人を6カ月間追跡した。今回の研...

ストレス性の心臓障害の予防に抗うつ薬が有用であることが、新たな研究で明らかにされた。「精神的ストレス誘発性心筋虚血」と呼ばれるこの障害は心筋に十分な血液が供給されなくなるもので、自覚症状がない場合もある。 米デューク大学医学部（ノースカロライ...

片頭痛や背部痛を抱える人は、うつ病などの精神障害の有無にかかわらず自殺を試みるリスクの高いことが、新たな研究でわかった。研究共著者の1人である米退役軍人局（VA）重篤精神疾患治療・情報・評価センター（SMITREC）のMark Ilgen氏は、「疼痛障害患者を...

テリパラチドとデノスマブと呼ばれる2剤の併用による新しい骨粗鬆（しょう）症治療により、現在承認されているどの治療よりも優れた骨密度増大効果を得られることが小規模臨床試験により報告された。 「The Lancet」オンライン版に5月15日掲載された今回の研究...

自閉症の子どもは、他の子どもよりも単純な動きを素早く捉えることを、新たな小規模研究が示した。自閉症者が雑音や明るい光に強く反応する理由が、動きに対する極端な敏感さによって説明できると考えられ、自閉症に関連する複雑な社会的・行動的問題の一部に...

外来での生活の質（QOL）調査は、心疾患患者の延命および生活向上効果を生む可能性があるとの声明を米国心臓協会（AHA）が発表し、声明文が「Circulation」5月6日号に掲載された。 声明は、この調査を利用して患者の心臓の健康を評価することを医師に強く勧め...

米国では、C型肝炎に感染した患者の約半数が、現在も感染しているかどうかを判定する追加検査を受けていないことが米国疾病管理予防センター（CDC）発行の「Vital Signs」で報告された。 CDCのTom Frieden氏によると、「初回のC型肝炎の検査で陽性だった人の多...